2018/11/16
「ケレン」って言葉ご存知ですか?
簡単に言うと塗装する前の「錆落とし」作業のことを言います。
感嘆にいうと、「おーっ!ぴかぴかじゃん!」て、言っちゃう作業のことを言います。
では、その「ぴかぴかじゃん」の作業を見ていきましょう。
これは、ジェットチゼル(ジェットタガネ)という道具です。
高圧のエアーをつなぎ、先についている鉄の棒がバリバリ音させながら、往復運動し
膨れた錆を落としてくれます。
フェリーの塗膜は、分厚くついているため、いきなりサンダー当てても、なかなか、塗膜を削ることができないので、
まずは、ジェットチゼルで塗膜を叩き割ります。
膨れた錆を落とした状態です。
このあと、初めて、サンダー(グラインダー)で残った錆を削り落とします。
はい、「おーっ!ぴかぴかじゃん!」の状態になりましたね。
これが「ケレン作業」です。
1種から4種まであり、今回は2種ケレンの作業です。
この状態にして、初めて、錆止め塗料を塗ることができます。
錆止め塗料も、強力な、強溶剤2液エポキシ樹脂塗料です!
常に塩水と戦う船上は、まさに戦場!
職人さんは、ジェットチゼルと、グラインダーという武器を手に、錆と戦っているのですっ!!
日本海装㈱は、山口県下松市の「錆と戦う職人がいる」塗装屋さんです(^^)