2018/11/16
今日は、養生について。
塗装をする際、養生はつきものです。
壁を綺麗にするために、窓を汚してしまっては本末転倒です。
では、窓の養生をご紹介します。
この窓を
マスカーというもので養生していきます。
このマスカー、便利なもので、ガムテープに薄いビニールがついていて、
ビニールの幅が、30cm、50cm、1mの3種類あります。
ガムテープの色によって、幅がわかるようになっています。
今回は、窓の大きさに合わせて、50cmで養生していきます。
ガムテープの部分を、塗装したくない場所のキワにぐるっと一周貼っていきます。
はい、貼り終えました。こんな感じになります。
このあと、ビニールを伸ばしていき、マスキングテープで貼り付けていきます。
この際、強風の時は、大変です。ばさばさ嫌がるビニールを強引に、マスキングテープで貼っていく感じです。
この日は、微風、いつもより、おとなしいビニールを折りたたんでいきます。
この時、最後に、上から下にビニールを重ねます。
雨が降っても、ビニールに雨がたまらないようにするためです。
雨がたまると、養生がはげたり、養生を外す際、水が垂れてきてしまうので。
ちょっとした、ひと工夫ですね(^^)
ビニールの中に風が入ると、マスカーがすぐ外れてしまいますので、
マスキングテープで、風が入らないように、すべて貼っていきます。
風が強い場所や、長期間養生を貼る際は、マスキングテープがもったいないなんて言ってられません、
養生がはがれると窓が汚れたり、貼りなおしたりで、二度手間なので、しっかり貼っていきます。
ハイ、完成。綺麗に貼れましたね(^^)
これだけ、しっかりとしておけば、強風も、大雨も、水洗いもテープの粘着力が続く限り、大丈夫です。
なんだか、「塗装」という「贈り物」を包装しているみたいですね(^^)
(ひとことメモ)
ご自宅の塗装をお考えの方、
近所に、塗装をされているお宅があれば、ちょっと気を付けて見てみてください。
窓の養生が綺麗にされていると、「几帳面な職人さんがやってるな」と判断できますよ(^^)
もちろん、数時間しかいらない養生は、こんなにぴっちり養生しませんが、
参考にしてみてくださいね(^^)
日本海装㈱は、山口県下松市の「几帳面な職人がいる」塗装屋です(^^)